今回は、50周年記念事業の一つ、「蒼蠅」のご紹介です。
「蒼蠅」とは、京都日蓮宗青年会の数年間の活動をまとめた記念誌で、20周年の時に蒼蠅Ⅰを、それ以降10周年ごとにⅡ、Ⅲを発行してきました。そして、今回が「蒼蠅Ⅳ」となります。
この「蒼蠅」という名前は、日蓮聖人の「立正安国論」の一節、
「予 少量たりといえども、忝(かたじけな)くも大乗を学す。蒼蠅、驥尾(きび)に附して万里を渡り、碧羅(へきら)、松頭(しようとう)に懸(かか)りて千尋(せんじん)を延ぶ。」
(私は賤しい身分で力不足の者ではありますが、ありがたいことには大乗の教えを学んでおります。青縄も駿馬の尾にとまっていれば労せずして万里の遠くに行き、緑の蔦も松の大木にからむことでおのずから千尋の高さにまで延びることができます。)
から取られたもので、
「まだまだ私たち青年僧は若輩の身(蒼蠅)ではありますですが、法華経(駿馬=最高の乗り物)と御縁を頂けたことで、これまで長きに渡り活動を続けてこられました。」という思いを込めて名付けられました。
今回の「蒼蠅Ⅳ」では平成15年~平成24年の活動記録を掲載します。
「行学」「五大部」「教化」「青年教化」「団参」「るふ」「情宣」etc.とたくさんの部署を設けて、それぞれに様々な活動を精力的に行ってきました。その内容を写真などを交えながら報告しています。
また、時代背景も分かるように、その時々に流行したこと事件なども掲載し、青年会員の結婚など会員の出来事も載せて、卒会された先輩上人方々が昔を振り返られるようにもなっています。
さらに、今回は50周年ということで、これまでの活動記録だけに留まらず、青年会OB各聖から今の会員、これからの会員に向けてのメッセージを頂戴し、掲載させて頂こうと計画しております。
一月に一度を目標に、もう20回以上担当が集まり編集作業を続けております。本を作ることは大変なことでなかなか前に進みませんが、この10年、そして50年の青年会活動が蘇るような冊子になるよう編集に努めてまいりたいと思っております。
追伸:自費出版ということもあり寺院様にしかお渡し出来ないのが残念ですが、京都の各お寺に配布させて頂く予定をしておりますので、一般の方でもご覧になりたい方はお寺様に一言仰って下さればと思います。

「蒼蠅」担当:今井筆
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